口臭白書2019

日本人の、口臭に対する「ケアの意識」、および「口臭レベルそのものの実態」について体系的に調査・整理。
日本人の口臭ケアにおける現状や課題が、いま明らかに・・・!

ブレス・ハザードプロジェクト

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調査から見えてきた、
日本人の口臭ケアの課題とは

01

「中高年のおじさん」
より
「若年のおねえさん」の方が、
口臭が強い!?

基準値をオーバーした人の割合は、男性に比べて女性の方が2倍以上。「中高年男性より若年女性の方が、基準値超え比率が高い」という意外な?結果も判明しました。ホルモンバランスの変化や、妊娠・出産・子育てなどのライフイベントは、ケア意識の高い人であっても、知らず知らずのうちに口臭リスクを高めているのかもしれません。定期的な歯科通院など、本人が適切なケア方法を身につけることも大切ですが、それを実践するには、家族や恋人など、周囲の男性のサポートも欠かせません。

02

歯磨きの回数を
増やしても
口臭は改善しない!?

1日に3回以上歯を磨く人と、2回以下の人を比較したところ、3回以上磨く人の方が口臭測定値の基準値をオーバーした人の割合が高いという結果が出ました。積極的にセルフケアを行う人が増えていますが、歯磨きの回数は口臭レベルの改善には必ずしも直結しないことがうかがえます。

03

日本人の一日に
歯を磨く平均回数

毎日、複数回にわたって歯を磨くことがスタンダードになっており、オーラルケア意識の高まりがうかがえます。1日3回以上歯を磨く人も32.8%と約3分の1に達しており、起床・就寝時に加え、毎食後の歯みがきが欠かせないという人も増えているようです。

04

歯医者に1年以上
行っていない人

「セルフケア」の意識が高まっている一方で、歯科医院に通ってケアをしようという機運はまだまだ低いようです。歯科医・歯科衛生士推奨の予防通院頻度の目安である「3ヶ月に1回」以上の通院をしている人はわずか15.9%にとどまりました。

05

自分の口臭が
気になったことがある人

自分の口臭が周りの人を不快にさせていないだろうか、という不安に駆られるのは、多くの人にとっての共通体験。特に男性においては、最も気になる「口の中の悩み」として、歯の黄ばみや歯石、虫歯等を抑えて口臭が第一位にランクインしました。

06

他人の口臭
指摘できない人

家族や恋人といった身内には61.0%の人が指摘できると回答したのに対し、友人や職場の同僚など、“他人”への指摘ができる人は27.6%にとどまりました。また、間柄を問わず「誰にも指摘できない」という人も30.5%にのぼりました。

07

他人の口臭が気になる
シチュエーション、最も多いのは

69.6%と、約7割もの人が、ビジネスシーンでの周囲の口臭に悩まされているという結果となりました。臭いが気になっても容易に指摘できないという点も、人々の悩みやストレスを高めているようです。

08

口臭ケアに費やす
平均金額は

歯ブラシ・歯磨き粉に加えて、フロスや歯間ブラシ、洗口液、ガムなど、さまざまな道具を購入して口臭ケアにあたっていることがうかがえます。都道府県別にみると、最も金額が高かったのは千葉県で807円でした。

「口臭ケアの意識」調査

「口臭レベルの実態」調査